新たにロードスターの開発現場から選抜された「開発チーム」も参戦
2018年9月1日(土曜日)、茨城県の筑波サーキットで「第29回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」が開催されました。このレースは初代ロードスターがデビューした1989年以来、自動車専門誌やテレビ、ラジオ、インターネットなどメディア関係者のチーム対抗として行われている伝統の一戦です。

マシンはすべてマツダからの貸与で、タイヤの空気圧以外は一切の調整が不可という、厳格なイコールコンディションが保たれているのが特徴です。年に一度、業界の腕自慢たちが真剣勝負を楽しむと同時に、その模様を自らのメディアを通じて発信することで、モータースポーツの振興にも一役買っています。

新型のNDとなって4年目の今年は27チームが参加。メディアとしては「Team週プレ」が2007年以来、久しぶりの復活です。さらにマツダからは役員&テストドライバーで構成されたおなじみの「人馬一体」のほかに、今年新たにロードスターの開発現場から選抜された「開発チーム」も参戦。人馬一体は“魂動デザイン”のリーダーでもある前田育男常務執行役員がエースとして予選アタッカーも務め、開発チームにはNDロードスターの中山雅主査兼チーフデザイナーも加わっています。




予選ではエースたちが真剣勝負
レギュレーション(レース規則)やマシンの仕様については、今年は変更なし。昨年から、4時間のレースで使用できるガソリンが10リットルも少ない計60リットルになり、それに伴って給油回数も基本的に1回になりました。さらに使用タイヤもブリヂストンのPOTENZA Adrenalin RE003になっています。

レースは当日朝6時の受付で始まりますが、この日は朝からあいにくの雨模様。それでも関係者の願いが天に届いたのか、タイムスケジュールでは10時15分からの公開練習が始まる頃には小止みとなり、コンディションも徐々に回復。同じく12時45分から20分間の公式予選では、路面もドライに回復しました。

各チームのエースドライバーにとって、燃費を気にせず全開アタックできる予選こそが真剣勝負の場です。ポールポジションを獲得したのは「ENGINE RACING TEAM(以下ENGINE)」の大井貴之さん。実は大井さんは1分10秒975を記録したのですが、その前に最終コーナー手前のホワイトラインをカット。このベストタイムを抹消されてしまいましたが、予選の最後に1分10秒986というセカンドベストも記録していたため、これが採用されての快挙達成です。

惜しかったのは「ベストカー&おと週・新音羽不夜城」の山野哲也さん。昨年まで2年連続のポール獲得でしたが、今年は1分10秒997がベスト。わずかに0.011秒だけ及ばず、予選2番手となりました。以下、「GAORA SPORTS(以下GAORA)」の金井亮忠さん、「ホットバージョン土屋一家(以下ホットバージョン)」の日比野哲也さん、「NEKO RACING TEAM(以下NEKO)」の橋本洋平さん、「REVSPEED RACING TEAM(以下REVSPEED)」の谷口信輝さんと続きます。






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